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GOOD MANNERS DOG

GOOD MANNERS DOG

盲導犬総合支援センターとのものづくり

私たちがつくる盲導犬総合支援センターのライセンス製品GOOD MANNERS DOG SERIES。

ものづくりを通して、犬が人を助け、人が犬を助ける社会循環を目指し、
売上の一部を補助犬の育成支援や、障がい者の社会参加の支援活動にあてる取り組みをスタートしました。


そのはじまりは、1本のリードから。(詳しくは、こちらから

そして、その1本のリードは、訓練士の多和田さんとの繋がりも与えてくれました。

遡れば、私たちがラブラドールと暮らすきっかけになった映画「クィール」

そのクィール号を育てた多和田さんに、GOOD MANNERS DOG SERIES 開発の際、
訓練士の立場から、そして一人の愛犬家としての立場から、
様々なアドバイスをいただくことができました。

このページでは多和田さんの考える犬との暮らしを少しお伝えできればと思います。

多和田悟さん プロフィール

1952年、滋賀県出身。青山学院大学文学部神学科を中退し、
1974年 日本盲導犬協会小金井訓練センターに入所。
富山県支所を経て1982年から(財)関西盲導犬協会訓練部長に。
1987年、映画やドラマになったクイールを訓練。
1995年にはオーストラリア・クイーンズランドにある盲導犬協会に
シニア・コーディネーターとして招かれる。
帰国後、関西盲導犬協会シニア・コーディネーター、
2004年から日本盲導犬協会盲導犬訓練士学校教務長、
2012年協会理事に就任。
国際盲導犬連盟のアセッサーとして世界各国の盲導犬施設を査察、
国際の舞台でも活躍。

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犬と話をつけるには

多和田さんの著書「犬と話をつけるには」の中で、
【犬を知るための5つの法則】というメソッドがあります。

  1. 犬は明日のことを考えない
  2. 犬は後悔しない
  3. 犬は褒められるのが大好きである
  4. 犬は楽しませてくれる人が好きである
  5. 犬にはそれぞれ性格がある

GOOD MANNERS DOG SERIESのリードを作る際に、
リードを犬を抑制する物ではなく、
犬との本当の意味でのつながりを持たせる物を作りたい。
そんな想いが私たちにはありました。
そこでまず、多和田さんにお聞きしたかったのは、
犬を褒める時の「GOOD」と間違いを教える時の「NO」の使い方です。
この二つはどのような意味があって、
どんな使い分けをすればいいのでしょうか?

多和田さん(以下、T )
「GOOD」はコミュニケーションツールです。
例えば、散歩に行く時には、リードを持って行くでしょう?
そしたら、リードが犬にとっては散歩に連れてってくれるという合図になる。
つまり「リード = 散歩に行く!楽しい!」という、
人と犬との一種のコミュニケーションツールになるんです。

犬があなたにとって良いことをしたら「GOOD!」
と言って笑顔で褒めてあげる。
そしたら犬は「今のは良いことなんだぁ」と理解できる。
飼い主が笑顔なら犬も尻尾をふって喜ぶ。
犬が今まで経験してきた喜びの感情と
「GOOD」と言う言葉とを関連付けるようにする。
これが人と犬のコミュニケーションツールの考え方です。

一方「NO」は「それは、違うよ」ということを示しています。
犬が行動を起こす要因として、
犬は“快”には近づき、“不快”からは逃げようとする
この行動がベースにあると考えています。

“快”は「GOOD」“不快”は「NO」
と言う言葉に関連付けをすることで、“快”を導き出す。
犬は人と違って、上書き学習しかできない動物ですから、
最後は「NO」ではなく「GOOD」で終わらせる。
そのことが次の学習につながっていきます。

それからよく間違ってしまっていると思うのは、
犬の名前で叱ってしまうこと。
「こら!タロウ〜!」なんて具合に叱ってしまっては、
自分の名前を呼ばれることが“不快”に繋がってしまいます。

> 犬は上書き学習 につづく

犬は上書き学習

先ほど、犬は “快” と “不快” を行動に関連付けして 学習するとお聞きしましたが、 これは、盲導犬の特別な学習方法なのでしょうか? どのような犬種にも言えることなのでしょうか?

T-
“快” と “不快” の関連付けは、
言い換えれば「オペラント条件付け」
パブロフの犬で言う条件反射です。

犬は犬種を問わず、“快” と “不快” を
行動に関連付けして上書き学習をしています。
上書きというのは、楽しいことがあれば、
以前の楽しいことは忘れてしまうということ。
だから、盲導犬だからというわけではなく、
どの犬も毎日起こる楽しいことや嫌なことから関連付けをしている。
人にとって望ましくない行動が増えてきたとき、
どんな関連付けがされているか?
そこにヒントがあります。

では、学習を上書きさせていければ、どんな犬でも盲導犬になれるのでしょうか?

T-
知っておかなければいけないのは、
犬も当然ながらそれぞれ個性を持って生まれてきています。

我々は稟性(ひんせい)メンタルセンスなんて言っていますが、
攻撃性、感受性、猜疑心、喜求性、順応性、集中力・・・など、
それぞれの特性があります。
これは良い子、悪い子の尺度ではなく、
稟性、つまり個を見極めて性格を伸ばしてやるということです。

ですから、決して勘違いしてはいけないのは、
「盲導犬=エリート」
「盲導犬になれなかった犬=落ちこぼれ」ではないということ。
盲導犬に適正な犬というのは、
訓練とよばれる様々な経験を頑張らなくてもできる犬です。
頑張ってできるようになるのは、その個にとっては不自然なことです。

キャリアチェンジ犬になる犬は、家庭犬としての稟性がある犬というだけ。
良いところが一つも見つからない、なんて犬はいないのです。

> リードの扱い方 につづく

リードの扱い方

GOOD MANNERS DOG SERIES を作る際に、
多和田さんにもいろいろとアドバイスをいただきました。
とくに印象的だったのは、
多和田さんは、リードを使いながら、
手繰る(たぐる)という言葉をよく用いて説明をされていました。
多和田さんの考えるリードの正しい使い方を教えていただけますか?

T-
ぼくはいつもこうやってリードを持つんですよね。
軽く親指にかけとくだけです。
いつでも、犬を離すことができるような状態にしておくんです。
T-
リードは、犬を引っ張って抑制するのではないし、
グイグイと引っ張ったり、太いロープである必要もありません。
むしろ、このくらい細くて、手にかかりが少ない方が、犬を扱い易い。

リードをスルスルと、手繰らせながら
犬も本当に楽しそうに歩けているように思います。
でも、個人的に散歩していてよく思うことがあるんですが、
興奮が高まって、引っ張ってしまう場合には、どうしたらいいんでしょうか?

T-
今使っているこのリードは120cm くらいですが、
訓練士が使っているリードは180cm くらいあリます。

犬が引っ張ったり、先に行ってしまいそうな時に
「COME !」と言って呼び戻すことができる距離があります。

だから、もし、引っ張ってしまう犬だったら、
「COME !」と言って呼び戻しをすると良いです。
T-
リードを2本繋げて距離を長くしてあげるとより効果的です。
犬にとって安全な距離のことを
セキュリティーディスタンスと言いますが、
その一定距離から少し離れると、
犬も「これ以上、先に行ってもいいのかな」と考えます。
T-
一番大事なのは、リードを張らないということ。

引っ張り合ってしまっているということは、
セキュリティーディスタンスの距離感に問題があるということ。

リードを軽く親指にかけて、
いつでも、犬を離すことができるような状態にしておく。
犬に自由を与えて、考えるチャンスを与える。
この距離感がとても重要です。
T-
リードで、犬を引っ張って抑制するのではなく、手繰り寄せる。
そんなイメージですね。

> 街で盲導犬を見かけたら につづく

街で盲導犬を見かけたら

「盲導犬応援プロジェクト」の声かけパンフについて
盲導犬総合支援センターの富谷さんも交えてお話を伺いました。

盲導犬総合支援センターの富谷さん
声かけパンフは、様々な企業様のご支援で、
20万部もの配布を達成することができました。

ですが、盲導犬ユーザーさんを街で見かけると、
なんとなく温かく見守る、という方が多く、
そっとしておいたほうがいいのかな、
と思っている方も多いというお話しを聞きました。
でも実際には、盲導犬ユーザーさんのお話しを聞くと
もっと気軽に話しかけてほしい、という想いがあるんですよね。

声かけパンフは、そんな想いをのせたパンフレットで、
理解の裾野を広めていく地道な活動ですが、
これからも続けて100 万部を目指していければ
また違った景色が見えてくるんじゃないかな、と思っています。

盲導犬育成という立場に普段から身を置かれている多和田さんにとって、
盲導犬ユーザーさんへの声がけという行動はどんな影響をもたらすと思いますか?

T-
ぼくの立場からの意見としてはね、
実際にユーザーさんと向き合っていると、
ぼくは「声かけ」の逆バージョンがあっても良いと思う。

ユーザー自らが「今、信号何色ですか?」って言えるようにならないとね。
だって、盲目の方に気軽に声かけていいのかな、って、周りの人は知らないから。

だから、声かけられたら「あ、青ですよ、何かお手伝いしましょうか?」って会話になる。
目が見えないけど、一人で街に出て行っているという時点で、自信は座ってるんだから。
周りを整えてもダメで、本人がやらないと未来は変わらない。

100 万人に声をかけるのも良いことだけれど、
街に出た盲導犬ユーザー皆が自分からお話ししたら、未来が変わる。
それこそ世界が変わるよね。

1本のリードから始まった
盲導犬総合支援センターさんと私たちの活動

これからも、私たちなりにできることを続けていければと思います。
今回は本当にありがとうございました。

すべてのライセンス商品

ライセンス商品[GOOD MANNERS DOG SERIES]を購入されると、
製品代の一部が、盲導犬総合支援センターを通じて、
補助犬の育成支援、障がい者の社会参加の支援活動に役立てられます。

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