前編:BEYOND LINE誕生ストーリー | 信頼から生まれた犬用首輪・リード開発の原点

手軽に愛犬と楽しみ、日常を超えていく
ある出会いがきっかけで始まった、愛犬との毎日を支えるアイテムづくり

私たちが愛犬との暮らしに欠かせないアイテムづくりに本気で取り組むようになったのは、ある“出会い”がきっかけでした。
盲導犬支援センターとのご縁で、映画『クイール』の監修も手がけた盲導犬訓練士・多和田悟さんの訓練現場を訪れたときのこと。
人と犬とが真に信頼でつながる姿に、心を揺さぶられたのです。
それから私たちは【GOOD MANNERS DOG】というプロジェクトを立ち上げ、盲導犬にも耐えうる本物の品質を追求し、本革製の首輪やリードを丁寧に作り上げてきました。
その過程でたくさんの学びと経験を得ましたが、同時に、「もっと自由に、もっと気軽に、愛犬と外へ出かけられるようなアイテムを届けたい」という新たな想いも芽生え始めたのです。
一度は見送られた“ビオタン”という素材
そんな想いを胸に、次なるステップとしてハーネス開発に着手していたある日、私たちは「ビオタン(BioThane®)」という新しい素材に出会いました。
アメリカから取り寄せたその素材は、水に強く、軽量で耐久性にも優れており、アウトドアシーンに最適な魅力を備えていました。
しかし、当時の【GOOD MANNERS DOG】は“本革”への強いこだわりがコンセプとしていたため、ビオタンの採用は見送られ、アイデアは一旦、引き出しの中へとしまわれることになりました。

再び動き出した、BEYOND LINEという挑戦
時が流れ、かつて引き出しの中にしまわれたビオタンのアイデアが、再び動き出すきっかけとなったのは、浅草の老舗革製品メーカー「エタニティ」の後藤社長との出会いでした。
愛犬であるラブラドールと本格的なハンティングを楽しむ後藤社長は、素材にも道具にも、そして犬との関係にも深いこだわりと情熱を持った方。
ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバーのように「レトリバー」と名のつく犬たちは、「レトリーブ=回収する」という言葉が語源となっており、もともとは猟師が撃ち落とした水鳥を泳いで回収する役割を果たしてきた犬種です。
彼らは昔から人と共に働き、支えてきた逞しく勇敢なパートナーでもあります。
そんなラブラドールたちと共にアウトドアを楽しむ後藤社長との出会いが、私たちに再びビオタンという素材を思い出させ、【BEYOND LINE】という新たな挑戦の第一歩へとつながっていったのです。
続きの後編はこちらから…
【後編:BEYOND LINE誕生ストーリー | アウトドア対応・愛犬と楽しむ高機能首輪の進化】








