特集:スカンジナビアンペットケージについて
デザインの国「デンマーク」
空港に降り立ったときからすでに、デザインの旅そのものが始まっていました。公共サインや、広告の色使いにしても、スーパーマーケットで売られている食品や日用品のひとつにしても、それぞれが飽きのこない合理的なデザインで引き立っています。
今回の特集は、そのデザイン大国のひとつ「デンマーク」でデザインされたBabyDan社の「ハースゲート」にクローズアップしてみたいと思います。
まず、私たちがBabyDan社のプロダクトと出会ったのは、2008年の終わり頃。そのときは、ストーブアクセサリー(暖炉や薪ストーブの囲いとしての用途)として、日本国内に入ってきているという情報と、一冊のカタログだけでした。
ペットプロダクトとしての機能を満たすのかを、現物を取り寄せて確認をしたところ、それは私にとっては完璧なまでにイメージ通りのサークルでした。
そして、すぐさま代理店を通じてペットプロダクトとしての使用を交渉、商談のすえ販売許可がおり、BabyDan社のハースゲートは、日本国内で唯一 we ONLINE STORE という小さな個人商店に「北欧スタイルケージ」という名で置かれるようなります。
このハースゲート改め、北欧スタイルケージは、ペットプロダクトとしての大きな特徴が2つあります。
weオンラインストアでは、もっともスタンダードな長方形を、異なる大きさでセット展開して、室内犬用 北欧スタイルケージとして提案してきました。
これは、フェンスを足していくことで、設置する場所に応じて柔軟に適応できるハースゲートの持つ大きな特徴です。
また、量販店で販売されている華奢なサークルの場合は、大きくなっていくとフェンスごと転倒してしまったりすることがよくあります。
しかし、北欧スタイルケージは、繋がって大きくなっても強度や、デザイン(インテリア)を崩すことなくしっかりと犬をリテンションすることが可能です。
そしてもうひとつの大事な要素とは、このインテリアとの関係性です。
2・インテリアにマッチする
忘れてはいけないのは、本製品はペット用品ではなく、インテリア用品であるということです。
つまり、ペットが使う物ではなく、人が使う物として、デザイン設計されているので、インテリアにマッチすることはもちろん、人が快適に使うことのできる、強度やクオリティーが備わっています。
weも、BabyDanも同様、ペット用品とは、まったく異なる概念から製品開発を行っているという共通点から、プロダクトを合わせて使うと、非常に高いレベルのインテリアとして、それぞれが補完し合うことにもなるのです。
BabyDan社のヴィジョン
今回紹介しているハースゲートは、1950年代からもう半世紀以上も世界中で愛用されてきているBabyDan社のロングセラー製品です。
デンマークは福祉大国としても有名ですが、BabyDan社はハースゲートの他にも、キッズ用の家具から、ソケットプラグのようなハウスアクセサリー(Home safety)まで様々なものづくりをしています。
これらの福祉に関わりのある製品は、非常に厳しい基準が設けられている為、ひとつの製品開発をするのに4年~5年以上もの時間と労力を費やして製品作りをしているそうです。
また、同社はISO 14001環境認証取得、国際安全協力メンバーであり、国内外で様々な栄誉ある賞を受賞、輝かしいものづくりの功績を残しています。
BabyDan 社が目指している社会的価値には、「創造性・安全性・責任」というミッションがあります。
製品開発において絶対的に必要な創造性をもち、100%安全である製品を作る。そして、そのどの製品にも責任を持つ。
そのようなヴィジョンを持って、製品開発を行うメーカーです。
△ BabyDan社と輸入代理店であるFireside社との打ち合わせの様子
2016年、スカンジナビアンペットデザインへ
このように、これまで日本では、あくまでストーブアクセサリーとして輸入された製品を、当店で「北欧スタイルケージ」と名付けた長方形サークルになるセット組みで販売してきましたが、
2016年、ついに本国BabyDan社から、正式なペットプロダクトブランド「スカンジナビアンペットデザイン」の製品として、当店が提案してきたセット組をパッケージングして販売してもらえることとなりました。
北欧スタイルケージAスタイルは「スカンジナビアンペットケージXL」に、北欧スタイルケージBスタイルは「スカンジナビアンペットケージXXL」 の名称に生まれ変わります。
ますます使いやすくなった製品ラインナップから、ご愛犬に、そしてご自宅のインテリアに、ぴったりのものをお選びください。
>> BabyDan社ペットケージの全ラインナップは、こちら