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毎日、5〜10分程度で出来るかんたんなクリッカートレーニング。

このページでは、最も一般的に使用される指示 “座れ(sit)”  のコマンドを解説します。ぜひ、トライしてみてください。

 


 

基本的なトレーニング法

はじめに、クリッカーの商品ページ で紹介している、目と目を合わせる ” アイコンタクト ” というトレーニングがあります。

アイコンタクトについての詳しくはこちら

こちらの特集ページでは、最も一般的に使用される指示“座れ (sit)” のコマンドから解説します。

ほとんどの犬は“座れ (sit)” 座ることの意味を理解することができます。

では、さっそくクリッカーを使った“座れ (sit)” のトレーニングをみてみましょう。

 

STEP 1

 

 

1) まず、クリッカー を用意し、片手におやつ、もう片方の手にリードを持ちます。

2) 犬の鼻の少しだけ上向きにおやつを持っていきます。
弧を描くようにして、おやつをだんだんと持ちあげていき、” おすわり ” の位置に誘導していきます。
※この時点では“座れ (sit)” を口では言わないでください。

3) そして、犬が座った瞬間、クリッカーを鳴らします。

4) すぐにおやつをあげます。15回ほどこのシーケンスを繰り返します。

 

STEP 2

続いてのステップでは、“座れ (sit)”と言って座った時だけ音を出すようにします。

 

1) “座れ (sit)”と声に出して言います。

2) 座ったら、クリッカーの音を鳴らしてすぐにおやつをあげます。
すると犬は、 座る= Sit の意味が理解ができるようになります。

3) こちらも慣れるまで、同じシーケンスを繰り返します。

 

大事なことは、クリッカーは一度だけ鳴らし、必ずご褒美を与えること。
犬に考えさせ、行動させることがクリッカートレーニングのねらいです。

 

“伏せ (down)”の姿勢をさせるときも、“座れ (sit)”と同様、最初の2ステップに分けて教えます。

 

 

 

上の写真のように、手を下の方に持っていきながら、伏せの姿勢を誘導します。
 

できてきたら、“伏せ (down)”のコマンドを口で言いながら教えていきます。

 

 

できるようになってきたら、回数をだんだんと減らしていきます。

ご褒美もおやつを与えるのではなく、やさしく撫でてあげたり、褒めるなどの飼い主の愛情へとシフトしていきます。

 

こうして行動形成(シェーピング)が完成します。

 

 

ポイント

    • まずはじめに、音はご褒美の出る合図だと教えること。
    • 次に、自発的な動作を促すジェスチャーをすること。
    • 必ず、形ができた後に、指示語をつけていくこと。
    • 犬に考えさせる意識で行うこと。
 

 

◎READ MORE もっと詳しく!→

>> 特集:犬のしつけ ~「待て」編~
>> 特集:トイレのしつけトレーニング

 

 

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